ペルノ・リカール・ジャパン株式会社
小山様
フランスの酒造メーカーであるペルノ・リカール社を母体とし、酒類の輸入・販売をされているペルノ・リカール・ジャパン株式会社様。
イオレでは、同社が社会貢献活動の一環として取り組まれている適正飲酒の啓蒙活動において、大学生向けプロモーションを長年お手伝いさせていただいております。
今回は、適正飲酒推奨プログラム「レスポンシブル・パーティ」を広めるために実施した参加型コンテンツを活用したキャンペーンプロモーションの事例をご紹介いたします。
ペルノ・リカールグループでは、適正飲酒啓蒙の取り組み「レスポンシブル・パーティ※」を世界規模で広げるために各国で活動を行っており、このたび日本でもプロモーションを実施することになりました。 しかし、「レスポンシブル・パーティ」は日本では馴染みのない言葉。どのようなキャンペーン展開を行えば、若者に知ってもらい、深く理解してもらえるのか、悩んでいらっしゃいました。
※「レスポンシブル・パーティ」とは
「責任ある飲酒」について学生の認知度を高めることを目的として、ペルノ・リカールグループが提唱するプログラムです。
「レスポンシブル・パーティ」を大学生に認知・理解してもらうため、自分ごと化を促しやすい参加型コンテンツを企画の軸にプロモーション展開をいたしました。
プロモーションは第一期と第二期に分かれ、まず、2019年の秋に座談会を起点にした企画を実施いただきました。具体的には、大学生を集め座談会を開催し、「レスポンシブル・パーティ」およびお酒との付き合い方をテーマに「学生のリアルな声」を収集。事前の想定通り、認知・理解度は低い水準にあることが判明したため、誘引と理解促進の仕掛けとしてクイズ形式のゲーム要素を取り入れた紹介コンテンツを作成しました。情報発信は、Webのキャンペーンページや紙のリーフレットにて展開。リーフレットの配布にあたっては、学園祭のオフィシャルバックへの封入やキャンパス内における学生から学生への手渡しサンプリングを実施しました。
配布をおこなった学生や受け取った学生からは、「飲み会で参考になる」「クイズ形式だからわかりやすい」「飲酒との適切な付き合い方の理解が深まった」「適正飲酒推奨プログラムに興味を持った」等の好意的な意見が多く集まりました。
また、第二期は2020年の春夏にかけて大学生60万人以上が利用する「らくらく連絡網※1」とタイアップし、「大学生が考えるレスポンシブル・パーティのキャッチコピーコンテスト」を開催。コンテスト結果は、全国の大学生に「pinpoint※2」を通じたSNS配信で広く拡散されました。デジタルでのコミュニケーションを主体にキャンペーン展開をおこなったことで、コロナ禍の影響をあまり受けることなく、多くの学生からの応募・リアクションを獲得し、クライアント様からも満足のお声を頂戴しました。
※1 らくらく連絡網
登録者39万団体、696万人を誇る、株式会社イオレが運営する日本最大級の団体活動向け連絡網サービスです。(2020年12月31日時点)
※2 pinpoint
らくらく連絡網ならびに提携企業のユーザー情報を活用した広告配信サービスです。
詳細で明確な独自の属性データや提携先との連携により2,000万人を超えるデータの中から企業様のニーズに合致したターゲットに対象を絞り、SNSや動画サービス・主要なWEBサイトへの広告配信が可能です。
小山様:世界規模で実施しているグループの適正飲酒啓蒙活動である「レスポンシブル・パーティ」を、若者、特に学生に理解してもらうためのプロモーションとして効果的に展開していただきました。
わかりやすいイラストやリーフレットなどを介して学生に活動内容の理解を促し、またリアクションを図るプロモーションを追加することで、活動内容の理解レベルを知って、その後に活かすことも出来ました。
特にデジタルを介する手法は、コロナ禍でもあまり影響を受けることなく実施できたので、非常に効果的だったと感じます。
企業名 | ペルノ・リカール・ジャパン株式会社 |
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設立 | 1990年1月 |
従業員規模 | 約200人 |
事業内容 | ペルノ・リカール社を母体とする、酒類の輸入及び販売業務 |