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社長メッセージ

2021年6月23日より、代表取締役社長に就任いたしました冨塚優でございます。
創業者の吉田会長、2代目の小川前社長からバトンを引き継ぎました。
何卒よろしくお願い申し上げます。

私は1988年4月、株式会社リクルートに入社をいたしました。奇しくも同年6月に、いわゆるリクルート事件が発覚しました。毎朝必ず、新聞やニュースで取り上げられる日々でした。
入社後、採用広告の新規クライアント獲得の営業をしていた私は「株だったら買ってやるよ」「リクルートのような会社と取引するはずがないだろう」という言葉を投げかけられました。
「自分は何も悪いことをしていないのに、なぜこのような言葉を投げつけられなければならないのだろうか…」こんな想いで仕事をしていましたので、当然業績は上がりません。
そのような状況の中、年度も押し迫った3月27日、私は1人の社長と出会いました。
「世間では色々と言われているけど、君の会社のサービスは素晴らしいよ。僕は人を採用したいんだ。手伝って欲しい」
その一言から、私のビジネスマン人生は変わります。バブル絶頂の1989年。求人環境は超売り手市場。従業員12名の江戸川区の小さな建築会社で大卒が採れるのか。必死になって夜な夜なプランを作りました。取材を重ね、表現の細かなところにも工夫を重ねました。
結果採用することができ、その彼が入社してくれたおかげで、翌年その会社の売上は倍になりました。社長から「ありがとう!」と何度も力強い握手をされました。

人から頼られる仕事、喜ばれる仕事。しっかりと期待に応えることができる商品やサービス。
対価以上に価値をお返しできるビジネス。そのような事業や会社は、本当に良いものだと、心の底から思いました。
その後32年間、担当している領域や組織は変われど、その想いは変わることなく、私の中に生き続けています。

イオレは2001年に、当時W杯ブームで盛り上がっていた日本で「サッカーに関する事業で社会貢献を!」という目的で創業いたしました。サッカーの応援の掛け声である「オーレ」が社名の由来であります。
以来20年間、インターネット市場の変革とともに歩み、コンテンツ・インフラツール・アドテクノロジー・HRテックなど社会に必要とされるソリューションの提供を続けてまいりました。今後もイオレの強みであるデータベースを活かし、世の中に多くの価値を提供してまいります。
創業当時の想いを忘れずに、日本を元気にできるサービスを展開していくことで、社会に貢献をしていきたいと考えております。

代表取締役社長 冨塚 優